私達のテーマは「空間をデザインする」。

例えば図書館。私たちが創る図書館は本を保管し、貸し出すだけの場ではなく、地域社会の交流の場として広く利用されるべきだと考えています。私達は、お客様と一緒になって人々が憩える図書館をイメージし、新しい空間をデザインしています。

また美術館・博物館といった文化施設、オフィス・病院・学校や物流センター・倉庫でも、お客様が快適・安全・機能的に利用できる空間づくりをご提案しています。

そこには70年間培ってきた私達の技術や業界をリードする地震対策技術が活かされ、お客様の問題・ご要望に応えています。また「空間づくり」のさらに先にある「価値づくり」を目指しています。

私達は、日本では避けて通れない地震災害に対応した免震技術の開発にいち早く取り組む等、常に業界をリードする製品の開発に取り組んできました。そして阪神大震災や東日本大震災、熊本地震の際には大きな効果を発揮し、当社の免震技術はお客様から高い評価を頂いてきました。

先の熊本地震では当社も被災し工場移転を余儀なくされ、2018年3月に嘉島町の新工場に移転しました。元通りに戻す復興ではなく、以前の工場より性能を向上させる創造的復興を目指し、新工場では最新設備の投入やＩoＴ化を促進することで生産性の向上、新製品開発に取り組んでいます。

工場の生産性が向上したことで活用の幅が広がり、代替生産事業など今まで行っていなかった事業の可能性が広がっています。

金剛はこれからも立ち止まることなく発展し続けることで、より社会から必要とされる企業へ成長していくことを目指します。